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まずは持った感触〜ヴァイオリンの弓を楽しむ

まず触ってみることからはじめることにしましょう。弦楽器専門店のフェアや展示会などまとめて見られる機会にぜひいろんな弓を触って頂きたいと思います。弓によって持った感触が変わり、感触からはとても多くの情報が得られます。

まずは持ち上げてみましょう。

重量感はすぐに気づく要素でしょう。持った時に「あれっ?」と思うほど軽い弓があったり、逆にずっしりと重い弓があったりします。ヴァイオリン弓の重さは概ね55g〜65g程度ですが、持った時の重量感は弓によって異なり、同じ重量でもバランスで重量感は変わります。ただ、重量やバランスはよく言及されますし大事な要素ではありますが、弓の善し悪しを決める決定的な要素ではありません。

持った時に芯が通っている感触が得られると好ましいです。中心に鋼鉄の芯が入っているかのような筋の通った感触が得られる弓があります。一方、持った感じがボンヤリとしていて焦点が定まらない感触の弓もあります。この点は弓の善し悪しを知る上で重要で、芯が通った感触のある弓の方が弾きやすく音の良い優れた弓であることが多いようです。

持ち上げて毛を張って軽く先端を刺激するだけで弓全体の振動が感じられるものがあります。弓の善し悪しは主にスティックの振動の仕方によるのですが、敏感に振動する特性は良い弓によく見られる特性です。振動の仕方も高い周波数の速い振動だけでなく低い周波数のゆったりとした振動が感じ取れると、その弓は低音から高音まで楽器の音を引き出せることを意味します。

先端を指でちょっと叩く程度で振動が感じられる弓もあります

持った時の温度感も弓によって異なります。同じ場所に置いてあれば実際の温度は当然同じなのですが、材料の密度の違いを反映するのでしょうか、持った時に温かく感じる弓・冷たく感じる弓があります。冷たく感じる弓の方が好ましい弓であることが多いようにわたしには思えます。

こういった感覚は例えば5円玉と50円玉、10円玉と100円玉の重量感・触感・温度感の違いに似ています。もちろん多くの経験が無いと感覚を善し悪しに結びつけることはできないし、人によって感覚も様々で一般化しにくいことでしょう。ただ弓の違いは物性の違いであって、その違いを触感から感じ取ろうとしてみてはと思います。その微細な感触はボウイングの技術としても大切ですし、弓選びをする上でも役に立ちうると思います。

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