日曜・月曜は愛知にてレッスン。先回はお休みを頂き申し訳ありませんでした。私自身も今回の移動に関して様々な心配もしていたのですが、今回は愛知に来ることができて私としても本当に良かったです。
自宅からタクシーで巣鴨駅。曲げられない脚ではトヨタJPN TAXIでも乗車が結構な負担。もちろん歩くことに比べれば格段に楽に速く巣鴨駅に到着。巣鴨から山手線にて東京駅。山手線ホームから新幹線の東京駅への移動はエレベーターを使うとすぐで驚いた。今回はグリーン車にしたがあまり曲げられない脚でも問題なく座れることにも驚き。新幹線名古屋駅から名鉄名古屋駅はちょっと大変だったし、名鉄扶桑駅から実家までが最も大変でした^^;。

問題なく座れた新幹線の座席。右足が曲げられない状態で座れない乗り物は多いのです。東京駅や新幹線はあらゆる人の多くの問題にスマートに解決されていること、我が事になって初めて気づいたし、感動でした。東京駅構内では他の人とぶつかることもなく。東京ってスーパークールな街なんですね。
骨折騒動もあり遅れてしまった「ヴァイオリンがわかる!」サイトの更新をした。今回から「不自然ではないヴァイオリン音楽にする~様式・解釈」シリーズで、その第一回。よろしければご覧ください。
Facebookにも書いたが、その曲を不自然なく弾くにはどうしたら良いのか、というテーマはここ数年来考え続けてきたことで、様々な演奏を聴いたり、時代様式の書籍を読んだり、美術館などで絵画を見たり、オールド楽器を買ったり借りたりして実践したり、各国料理を食べたり、アルファロメオを買ったりポルシェをレンタルしたり、などなど。
結論の出ないとても難しいテーマと思う。合成音声を自然な言葉のようにすることに通じることで、自然とはどういうことなのか、その文化とはであるし、究極的にはカテゴライズできず「その作曲家次第」という結論になることも分かっている。
でも、ある程度自分の中でまとまったので記事にすることにした。ヴァイオリンやクラシック音楽が歴史や文化から切り離されているわけではなく、大いに共通点が見られるのだなあというのが自分なりの結論だ。そこに気づくまで大変な時間がかかってしまったが、演奏を血の通った活きたものにできるはずだ。
自分でも書き甲斐のあるテーマと思う。多くの方のお役に立てばと願っています。

今朝、病院に行った後に出かけた染井霊園の桜です。満開です^^。
なお骨折はあと1〜2週間かなあということでした。

藤堂家の桜、毎年のことながら他の木より白い花が格別美しく。