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弾きやすさでの判断:ヴァイオリンの評価方法3

弾きやすいヴァイオリンが良いヴァイオリンともいえます。

弾きにくいヴァイオリンは音楽をする道具にはなり得ません。弾きやすいヴァイオリンは音楽を先に進めてくれる能力を持っていますが、弾きにくいヴァイオリンは逆に音楽にブレーキがかかって止まってしまいます。

弾きやすさにも様々な要素がありますが、最低限次の2点を押さえておくと良いでしょう。
・左手の押さえやすさ
・発音のしやすさ

いずれも整備(調整)によって相当に変化します。別の言い方をすると調整は音の調整というよりも、弾きやすさの調整ともいえます。

「左手の押えやすさ」は主に弦と指板の距離(弦高)で決まります。弦高で弾きやすさは大きく変わり、低い方が弾きやすく感じますが、高からず低からずの程々のバランスがトータルとして音楽的な演奏につながります。

「発音のしやすさ」は弓で弦を擦ったらスッと素直に発音できることです。素直な発音できると弾きやすいですし、移弦もスピッカートもうまくできるものです。

自分のヴァイオリンが弾きにくく感じるなら、買い替えよりまず調整をしてもらうべきです。弦楽器の専門店で「弾きやすいように調整をして欲しい」「左手も右手も軽い力で弾けるようにしてほしい」の依頼で駒の高さや魂柱の位置などを変化させ良いようにやってもらえるはずです。その上で自分のヴァイオリンの能力を評価するべきです。

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