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音での判断:ヴァイオリンの評価方法2

音の善し悪しは好みですし価値観でもあります。また楽器店でもソリスト向け・室内楽向けなど、どのヴァイオリンにも価値があるように販売します(商売なので価値観をお客さんに合わせるため当然です)。

ただ、現実的には安価なヴァイオリンもあれば著しく高価なヴァイオリンもあります。費やす金額は人それぞれの価値観ですが、高価なヴァイオリンに共通する音を判断できれば、比較的安価にその音を得られる可能性が高くなります。

条件として著しく単純化していますが次の2点に絞ることができます。
・音量が充分あるか
・特にG線、D線が厚みある音をしているか

その判断には弦をはじいた音を聴くことをお勧めします。弾き方による差異、弓による差異が生じにくいためです。この方法なら手早く多くの楽器と比較して確認することもできます。下記動画だけのことです。

単純ですがこれだけのことで楽器の特性の多くを判断できます。

耳だけではなく身体に空気の振動が直接伝わるようなヴァイオリンが良いヴァイオリンと言えます。特に低い音が厚みある音が出ているかどうかは調整の如何によらず楽器自体の素質に依存します。

調整によって音はかなり変えられます。将来成長株だと言われる製作家の楽器もありますし、それもある意味事実ですが、不確実な未来を信じ過ぎない方が良いでしょう。「今が良ければそれで良い」の姿勢が望ましいと言えます。

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