オブリビオンを曲にし始めました

水曜・木曜は東京にてレッスン。6コマ+7コマと多くのご利用・お越し頂き有難うございました。しかし5月というのに暑くなってきました。どうぞ皆様ご自愛ください。

一般公開ではない演奏だが10月にギターとヴァイオリンで演奏することになった。その中で今回はピアソラ「オブリビオン」をプログラムに入れることになった。この曲は人前で弾くのは初めてだ。

そこでApple Musicで片っ端から音源を聴いている。ヴァイオリンではクレーメルの弾く音源が有名だが、アッカルドやアン・アキコ・マイヤースの音源なども見つかったし、ヴァイオリンのものだけでなく、ヴィオラやチェロ、管楽器など別の楽器での編曲版や声楽での演奏も聴いている。

ヴァイオリンでも様々な解釈があるし、楽器が違うとまるで違う印象になるのが興味深い。トランペットだと金曜ロードショーになるなあと^^。

20世紀の後半としてのオブリビオン(忘却)ってどういう事なのかなと考えながら曲を作っていく作業を始めたところ。次から次へと造られては消えて忘れ去られていくのが20世紀後半なのかなあと様々なことを考えさせられています。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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