X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。
カッコよく弾く姿は努力の結果であることは間違いありませんが、何時間も弾く事だけが努力ではありません。ガリ勉だけがその人の能力を決めるわけではないのと同じです。
ヴァイオリンもある程度までは練習時間に依存するとは言えます。ただ目指す方向が適切な上での練習時間です。当たり前のことですが、ここを見誤ってしまっているケースはとても多いものです。
目指す方向は名演奏とされる音源、定番とされる校訂譜のボウイング・フィンガリングで知り得ます。そのこと自体はヴァイオリンを弾かなくてもできることで、弾き真似や黙読でもある程度把握できます。
冷たいようですが「何時間練習しました!」はくだらない事と私は思っています。結果が全てで、短時間で結果が得られる方が望ましいものです。練習はヴァイオリンを弾くばかりではないのです。