サイト更新:ヴァイオリンの音のチェック方法を動画にて

月曜は愛知レッスン2日目。雨の中お越し頂いた皆様有難うございました。ちょうどTwitterで書かせて頂いているアンサンブルについて、頭の中でイメージする音の観点でお話しさせて頂いた方もおられました。結局はそれぞれが持っているイメージの統一がアンサンブルなんですよね・・・。

サイト更新をした。「ヴァイオリンの評価方法」シリーズの第2回で「音での判断」のタイトルで書かせて頂いた。よろしければどうぞご覧下さい。

音での判断:ヴァイオリンの評価方法2 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」
ヴァイオリンや弓の購入について。良いヴァイオリン・弓の選び方や判断するための考え方について記しています。

今回はヴァイオリンの音のチェック方法を動画にして掲載した。どうってことのない、単に弦をはじいているだけじゃないかという動画だが、これこそが楽器店がヴァイオリンのチェックに使う方法。

これだけで相当のことが分かる。むしろ弓で弾くよりも的確に楽器の能力を判断できるかもしれない。
・演奏者の弾き方の影響を受けない
・弓の影響も受けない
・調整の影響もそれほど受けない
・客観的に聴くことができる
・裏板側も聴くことも可能
確かにヴァイオリンそのものの音を判断する上で的確な方法と言える。

身体に響く音圧を強く感じる楽器は空気を多く響かせていると言える。高音よりも低音が響く楽器の方が良い。その観点でいろんなヴァイオリンをはじいて試して、選別して、これはまずまずと思う楽器を弓で弾いてみると短時間で良い楽器を見つけることができるかと思う。ぜひお試しください。

弦をはじいて比べる。これだけのことですがその楽器の大体の音は分かります。
「弓で弾かないと分からない」と演奏側が思い上がってはいけません。
楽器店はやはり楽器のプロなのです。