火曜〜木曜は東京にてレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。火曜水曜は40度近くの酷暑、木曜は28度程とお越しに支障のない気温になってよかった。この暑さで自分だけがノビているのではなく、自分の車も暑さで接着が緩んだのかルームミラー落下に続いて天井の布も垂れ下がってしまった(涙)。
(コロナの事情もあり)今年は夏休みなしでレッスンを行なっていますが、空き時間が多かったため^^;サイト更新が出来ました。Facebookにも書きましたが、様式・解釈シリーズの5回目で「タイトルや作品そのものから読み取る」の題名で書かせて頂きました。このシリーズは今回で最終回です。よろしければどうぞご覧ください。
タイトルや作品そのものから読み取る〜様式・解釈5 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」
気づきにくいヴァイオリン演奏のコツについてです。E線がひっくり返ることへの対処や合理的に弾くための指遣い(フィンガリング)についてなど
ヴァイオリンをはじめクラシック音楽の世界には「こうでなければいけない」といったルールが多くある。解釈というのは、こういったルール・前提条件に基づくものなのだが、前提が揺らいでいるのが現状だ。

これまでのルールや前提条件を揺るがすこういった書籍も近年出版されるようになりました。
音楽教育もコンクールも前提条件があった上で成り立つもの。それ自体が揺らいでいるのだ。終戦を境にそれまでの軍国教育から平和教育に早変わりしたようなものだ。
うちのレッスンでもルールはきちんとお伝えしようとするが、ルールの変化は注意して扱っている。「ルールを守る」だけでは音楽は死んでしまう。ルールは音楽を生きたものにするためのもの。ルールの先にある美しく生命力ある音楽ができるようにを目指している。それを分かって頂きたい。
そんな気持ちで書いたシリーズだった。「音楽のルール」を学ぶ中で疑問に思う人には響き、当たり前と思う人には響かない記事だっただろう。疑問を解決しながら美しい音楽を生み出す一助にして頂ければと。