車の退院:ヴァイオリンの調整と同じで愛情次第

土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。7コマ+8コマ+5コマと盛況でした。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。山手線の工事で列車本数が少なくなっていて、愛知への移動がスムーズにできるか心配しましたが、遅れることなくスムーズに移動できて良かったです。

それにしても今日からはじまったTarisioオークション。かなり興味深い楽器が出品されていて、面白く見ている。見るだけでも楽しい。変な顔のオールドイタリーもいくつかあり、ぜひ見てみてはと思う(オールドイタリーも必ずしも均整が取れたものばかりではないものなのです)。

火曜日の朝。12ヶ月点検に出していた自分の17年前のアルファロメオ147GTAを引き取りに購入店である千葉県のフェラーリ専門店に出かけた。古いイタリア車にありがちなオイル漏れや冷却水漏れを、1ヶ月かけて苦労して部品を揃えて頂き、修理して頂いてついに退院の日^^。もちろん漏れはなくなり、整備して頂きエンジンやミッションなども調子良くなり、それ以上に整備して頂いた方の車に対する愛情の気持ちに嬉しく思った。

ヴァイオリンと同じで、愛情をかけず適切に調整されなければとことん調子が悪くなるが、適切な調整をすればとても気持ち良く使えるもの。ヴァイオリンも楽器や音楽への愛情ある職人さんの調整は音楽的な音がするものだが、車の整備も同じことなのだろう。ましてフェラーリは他の何倍もの愛情がないと整備も成り立たないものだろうと思う。そんな整備を自分のアルファロメオにもして頂いて嬉しく思うのです。

愛知レッスンの翌日で疲労感は否めなかったけれども、健康体になった自分の車を久しぶりに運転して車らしい車のフィーリングに気分上々になりました^^。本当に有難うございました。

健康体になって退院して1ヶ月ぶりにおうちに帰ってきました。
整備費用は決して安価ではありませんでしたが、それ以上の結果に大満足です^^
整備士さんも芸術家なんですね。