土曜・日曜は東京にてレッスン。8コマ+7コマと今週も大変多くの方にご利用&お越し頂きました。有難うございました。隙間の時間で今度の演奏の準備やらレッスンをするべき曲の準備も・・・(間に合っていません)。私もかなり頑張りました^^;。
電子楽器メーカーのKORGでiOS用アプリのセールをやっていて、その中にSolo Violinという音源があった。「有名製作家の楽器を」というところに関心を持った。この手のものはこれまでも多く出ていて興味はあったものの期待はせず、セール価格でお値段860円だったので買ってみた。

ストラディヴァリ、グァルネリ・デル・ジェス、アマティ、ルジェリの音が入っている。トレモロやピチカートの音なども。
弾き方の違いによって大きく音が変わるちょっと変わった音源のようで使い方があまり分かっていないが、各製作家の楽器の音の違いは私には判別不能。よく知っているはずのヴァイオリンの音とはだいぶ違うとも思う。
だからといって電子楽器はダメだと考えるのは早計だ。きちんとサンプリングをすると名器の正しい音はそういう音になり、その程度の違いなのだろう。また演奏の仕方で印象が大きく変わるだろうとも。
ほんのわずかな違いで大きく値段の変わるヴァイオリンの世界。名前に幻想が付いているとも言えるし幻想に値段が付いているとも言える。でも、こういう電子音として「違いの無いような違い」として示される事は大変に興味深い。