土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。土曜は9コマと満員大御礼になりました。日曜は5コマと余裕の日程、月曜は7コマと標準的に。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。愛知での空き時間は購入して一年になるアルトワークスのオイル交換や、母を高齢者講習の手続きに連れて行ったりと結構慌ただしくなってしまいました(やることはいろいろあるものです)。

今回きれいな富士山が見えました
(先日、富士吉田に行ったときにこんな天気だったらなあ・・・)

アルトワークスのオイル交換。ジェームスでお願いしたが量販店でのオイル交換は初めて。
昔持っていたプレリュードは自分でやっていたし、アルファロメオは専門店のため。
注文システムにむしろ戸惑ってしまいました^^;
Facebookにも書いたがサイト更新をした。先回は車で愛知に行ったため1ヶ月ぶりに新幹線に乗った。車内のまとまった時間でようやく記事が書けた。
「目指すべき音色」シリーズの第3回で「太い音色:音を痩せさせないように:目指すべき音色3」のタイトルで書かせて頂きました。よろしければどうぞご覧ください。
Facebookとは違った観点で。「太い音色」を出すためには基本的な物量が必要と考えている。例えるのなら、上記660ccのアルトワークスのマフラーをいくらいじっても、3200ccのアルファロメオV6の太い音は決して出ないだろう。
演奏技術で「太い音」を出すには、「背中から弾く」など可能な限り大きな物量を楽器に与えようとする工夫となる。ヴァイオリンの弦としても「太い音」を出すにはオリーブのG線のように金を巻いて重さを増す必要があるのだろう。
音を痩せさせてしまう原因として力の入り過ぎがある。スポーツなど様々な場面で言われるように、力任せにしても大して力はかからず、むしろ力を入れないようにした方が大きなエネルギーがかかる。逆説的だが、より大きな物量を与えるために力は抜こうとする必然がある。
うちでは細かい音程の調整よりも先に、カイザーやクロイツェルなど多くの練習曲をこなして頂くことが多い。演奏に余裕がなければ力を抜くこともできないからだ。なぜ多くの課題をこなして習熟すると音が良くなるのか、という答えにもなり得ると思う。
習熟に応じて何ができるようになっていくのかを考えることは、トータルでの教育や学習を考える上でも興味深いこと。「太い音」を出すことひとつもなかなか奥深いものだなと思っています。