空いた時間で趣味としてのヴァイオリン練習

火曜〜木曜は東京にてレッスン。今週は3コマ+6コマ+4コマと余裕の日程でした。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。自画自賛的ですが今回は余裕を持って内容の濃い良いレッスンができたように思えます。

いつも自分なりに一生懸命良いレッスンになるようにやっているつもりですが、8コマや9コマと多くの方がお越しの際は換気時間の確保や休み時間での予約処理など時間的に切羽詰まってやっています。もちろん多くの方にお越し頂けるのは有難いことなのですが、余裕のある日程の時は多少時間が伸びても大丈夫なので教える側としても余裕を持って自分なりに良いレッスンができて嬉しいものなのです^^。

Facebookにも書いたが、空き時間でいまだ続いていた引っ越しに伴う住所変更などの手続き、片付け、掃除も進めることができた。それからギターの練習や自分の趣味としてのヴァイオリンも。

大変有名なクライスラー「ウィーン奇想曲」。子供の頃に弾こうとして部分的に#が5つ付くし速い箇所が難しく感じてそのまま放り出していたが、今回の空いた時間で改めて譜読みしてみたらそこそこ弾けそうな感じになっていた。クライスラーの曲に共通するように、小粋な感じに弾くのは至難の業だが当時より成長しているのなら嬉しいこと^^。

弾けるようになりたい曲、理解できるようになりたい曲はいくつかある。例えばブラームスのコンチェルトはかつてレッスンでご指導も頂いたものの、いまだにピンと来ない曲。有名な理由・名曲である理由が分かるようになりたいと思いつつ、今のところチャイコフスキーが言及する「詩情が欠けているのに異常なほど深淵さを装ってみせる」の印象のままで止まっていて、放り出したままになっている。改めて時間をかけて取り組むとこの曲の良さが分かるのかもしれない。

数年前からギターとの合奏で人前でヴァイオリンを弾く機会が増えてヴァイオリンの練習時間を確保しようとした結果、趣味のクラシックギターは頓挫してしまった。以前取り組んだバッハのBWV1000(ヴァイオリンの無伴奏ソナタBWV1001のリュート版。これをギター版に編曲したもの)を譜読みし直しも。かなり保存状態悪し。

趣味の楽器演奏は楽しいですね^^。

久々に趣味のネコ写真も。走っている夢でも見ていたのでしょうか。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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