楽しや自分のためのヴァイオリンの練習

現在オンラインレッスンのみにて開催中です。6コマ+3コマ+4コマと2020年春の時よりはるかに多くご利用頂きました。ご利用頂いた皆様有難うございました。

オンラインレッスンだけとなると自分の周りに道具が集まってきます^^;
主に暖房器具です。ここ最近寒いですよね。

とは言え通常時よりは余裕があるので普段できないことを。大掃除や片付けは2020年春の緊急事態宣言の時にやっているので今回はパス。言葉が出にくくなっていたり、キーボードでも打ち間違えが多くなっていたり、左手の薬指小指が痺れていたり、消化器系が不調になっていたりしているのでよく寝て体調を回復すること。償却資産の申告や確定申告の準備。ほとんど弾かなくなってしまったギターを少しは弾くこと。何よりヴァイオリンの自分の練習をすることを今回のミッションにした。

20年ほど前に取り組んで跡形もなく忘却してしまったバルトークの無伴奏ソナタ、30年ほど前の子供の頃に習ったけれどもレッスンでご依頼のなかったヴィオッティ22番のコンチェルトの復元(保存状態悪し)、などが今回特に取り組みたいもの(レッスン課題に入れるべき方が出てきている理由もあり)。早速始めた。

レッスンをやってヴァイオリンは弾いてはいるが、レッスンのための準備に追われて自分のための練習は普段ほとんどできていないのが実情。

自分のためのヴァイオリンの練習ができるのは楽しいこと^^。練習すれば弾けるようになるし、技術的に荒れているところも改善するし、かつてよりも分かる事が多くなっている事にも気づく。ヴィオッティ22番はヨアヒムとブラームスが気に入っていたという逸話があるし後世への影響力も強い重要な曲だが、改めて取り組んでみると確かに名曲だ。

不謹慎と言われるかもしれないが「神様に頂いた時間」と考えている。コロナという後向きの事情によるものだけれども、前向きに自分のために時間を使いたいものです。それに錯乱したトランプ大統領が核ミサイル発射命令を出すかもしれないし(物語でも映画でもブラックジョークでもなく、現実に起こりうることなのが恐ろしいことです)。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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