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生じたトラブル〜買った・使ったヴァイオリンケース

どの製品にも良いところ良くないところがあり、メリット・デメリットとうまく付き合っていく必要があります。ヴァイオリンや弓を守ることがケースの機能とするのなら、その点でのトラブルは大きなマイナスポイントになります。また、ファッション性でケースを選ぶことも多いはずで、次第にみすぼらしくなるのなら機能を果たさなくなります。わたし自身が経験したトラブルを挙げていきますが、逆に購入時にはこういったトラブルの可能性を想定すると失敗はしにくくなります。

ヴァイオリンや弓を破損させうる問題は重視することと考えています。ネックの留め具が根元から外れたこともありますし、弓の留め具の出来が悪くで弓の毛が数本まとめて切れたこともありました(良い弓の場合、能力を出すには数本も切れると問題です)。ストラップの構造上の問題で運搬時にストラップが外れケースをコンクリートの床に叩きつけ魂柱がずれたことがあります。ケースのロックや鍵が閉まらなくなったり開かなくなったり、ファスナーが壊れたり(普段から時々注油をするべきです)。ケースの開く角度も開きすぎは使いにくいし、開かなさすぎは勝手に閉まって楽器を破損させます。


ネックの留め具がケース内張りから外れたもの


背負って持ち運んだ際に弓の留め具で弓の毛がまとめて切れました。
このケースでは重いフロッグ側が上になるため振られ生じたことかもしれません。
また留め具のプラスチックにバリがあり削りました。


持ち運び中にストラップが留め具から外れました。構造上、条件が揃うと勝手に外れます。
別メーカーのストラップに交換しました。


ケースのロックが壊れた。また鍵が閉まらない、開かない。

ケースの機能としてファッション性や運搬時の機能性も重要です。新品時にはかっこよくても使っているうちに傷がつきやすく傷だらけになってみすぼらしくなってしまうものもあります。ケースカバーの布が裂けたり合皮部分が劣化してボロボロになったものもありました。夏の日光でケース自体が変形したこともあります。また持ち運び時にケースの突起が身体に当たってその都度不快に思ったり、重量バランスやハンドルの作りが悪く数字上の重量より持ち運びにくく感じたものもありました。


傷だらけになる。コンパウンドで磨くとかなりきれいにはなります。

購入後ほどなくして布が裂けたものも

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