ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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ヴァイオリンの音は一定が基本

日本人の演奏によく見られる特徴として、音の出始めは小さく、音が出てきてから大きくなる(「音が膨らむ」「後押し」などと言います)点があります。また、その音に合わせて、演歌のように、後からヴィブラートをかける人も少なくありません。

演歌がまちがっていると言いたいのではありません。どんなジャンルの音楽でも、良い曲、良い演奏は感動を与えてくれます。

ですが、ヴァイオリンを「らしく」弾くためには、まずは演奏スタイルをクラシック音楽に合わせた方が遠回りが少なくなると思います。

クラシック音楽では、音は一気に立ち上がり、音符の長さだけ音を出したら、音を消すのが基本です。別の言い方をすれば、クラシック音楽の音は、デジタル的にONとOFFでできていると考えて良いと思います。

そのため、音の出る瞬間は、弓で弦をしっかり引っかけます。また、音が出てからは一定の音で弾くため、弓の速さは一定に弾きます。ヴィブラートも音の最初から最後まで一定にかけます。これがクラシックヴァイオリンの音の出し方の基本です。

そういったONかOFFかの音に、アナログ的な音の変化を足していくと「らしく」なると思います。変化を付けたアナログ的な音から始めるとおかしな演奏になってしまいます。

演奏の参考になれば幸いです。


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