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火曜・水曜は東京にてレッスン。今週は余裕のある日程でわたしとしても切羽詰まった気分ではなくレッスンができました。お越し頂いた皆様有難うございました。
Facebookにも書いたがサイト更新をした。「自分を適切に評価する」シリーズの4回目。「理想的なヴァイオリン演奏のイメージの相違」のお題で書かせて頂きました。よろしければご覧ください。
→https://www.violinwakaru.com/artcl/10/12_00704.html
音楽なんて人それぞれ好きなように演奏すればいいものだとも思う。ヴァイオリンも同じで単なる楽器だ。しかも、適切な操作をしなければとんでもないひどい音が出る、音程も自分で作らなければいけない、とかなり不便な楽器だ。
けれども、歴史の中で多くの人がヴァイオリンに狂わされて、現実に一部のヴァイオリンは狂気の値段が付いている。その人を狂わせる魔力を理解できることがヴァイオリンを弾く目標・ゴールを知る手掛かりになるだろうと思う。
400年以上音楽シーンの前面に立ち、多くの作曲家がヴァイオリン曲を書く意欲をかきたてられ、何が何でも欲しいと思う人が少なからずいて、人生をこの小さな楽器にかけるほど溺れてしまう人がいて、世界中の多くの人が演奏に悲喜こもごもありつつ取り憑かれて、という楽器は確かにダテではないと感じる。
レッスンにお越しになる方には単なるキコキコ耳障りな音を立てる存在よりは、もう少しヴァイオリンの魅力・魔力が分かるようにして差し上げたいと思う。ゴールをお示しできればご自分で進んでいくこともできるのだから。
