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1日は月初で10月分の予約開始日。既に大変多くのご予約を頂きました。また水曜・木曜は東京にてレッスン7コマ＋6コマ。38度の猛暑の中お越し頂くだけで大変な事で本当に恐縮です。お越し頂き有難うございました。
金曜日はギターを修理に出しに御茶ノ水へ。それから遅れていたサイト更新。Facebookにも書きましたが「自分を適切に評価する」シリーズの3回目で「次第にヴァイオリンが苦痛になるのは」というタイトルで書かせて頂きました。よろしければどうぞご覧ください。
→https://www.violinwakaru.com/artcl/10/12_00703.html
そんな呑気なことより、韓国のホワイト国から除外と愛知トリエンナーレの慰安婦像の問題（さらには中距離核戦力全廃条約の失効や、ロシア首相の北方領土への訪問も）。急速に日本も右傾化しているのが肌で感じ取れる。いずれの報道も事実であれば、それぞれの国が事実をこしらえている事になり、我々に知らされている事は「鬼畜米英」「欲しがりません勝つまでは」の大本営発表の時代と変わらない。
「音楽のもとには平等」と信じてレッスンをしている。うちのレッスンには外国にお住まいの方、外国籍の方もお越しになる。話の日本語を平易な言い回しにするなど配慮はするが、わけ隔て無く同じように接することにしている。自分自身が外国のヴァイオリンや弓を使って、外国の曲を演奏するのだから、差別をする理由は何もない。
けれども右傾化が進むとそんな「お花畑思想」は通用しなくなるだろう。戦時中に「敵国の音楽」が排除された歴史と、愛知トリエンナーレの慰安婦像撤去の動きや補助金見直しの動きは共通点を感じる。ネット上で「大日本帝国万歳！」と言っている人がこれほど多いとは思わなかった。行政による検閲の歴史を知らない人がこれほど多いとも思わなかった。
世の中の右傾化が進むとこういったレッスンも言動もできなくなるのかもしれないが、その日までは頑張りたいと思う。今月もどうぞよろしくお願いします。
