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18/12/2 サイト更新〜楽器と思い出の復元

サイト更新〜楽器と思い出の復元

土曜・日曜は東京にてレッスン。土曜日は8コマと大盛況、日曜は夜間帯は無かったのですが変則的に朝9時からレッスンをしてました。お越し頂いた皆様有難うございました。また1日は月初で来年2月分の予約開始日。既に100コマを超える大変多くのご予約を頂きました。今月もどうぞよろしくお願い致します。

Facebookにも書いたが、サイトの更新をした。「長い間の休みになってしまった時の復元方法」の2回目で今回は「楽器と思い出の復元」というタイトルで書かせて頂いた。よろしければご覧ください。

https://www.violinwakaru.com/artcl/40/41_00702.html

他人にとってはただのありふれた大量生産品であっても自分にとっては大切な思い出の品。捨てたくない思い出、捨てたい思い出、どっちでもない思い出、いずれにしても自分だけの思いがこもっているものだろう。かつてやっていたことをしばらくのブランクを経て再開するのは捨てたくなかった思い出か、あるいは捨てるための踏ん切りをつけるためなんだろう(本を処分する時に中身を一応読む心理)。

ヴァイオリン一筋で育った人、あるいはヴァイオリンを販売する仕事をする人には、そういった機微は薄い。過去にいちいち感傷的になっていては商売にならないからだ。だから特別な思い出のヴァイオリンを持ってきた人にも時に冷淡だ。簡単に「買い直しなさい」「買い替えなさい」「売りなさい」と言うものだ(明らかに持ち主に不利になる場合も自身の利益のためにそう言う音楽家や業者の話も聞く)。

わたしはモノに宿った特別な気持ちを大事にしてあげたいと思う。せめて昔ながらの骨董屋さんのように、たとえ本音は買取不可能と断る口実であっても「大事にとっておく方がいい」くらいの心遣いは持って接したいと思う。もちろんモノだけのことではない。長い間のブランクがあって再開するのは特別な思いがあるはずだ。

今月もどうぞよろしくお願い致します。

 



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