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17/10/27 サイト更新:人生の辛酸をなめた人ほど、骨董を愛でる

サイト更新:人生の辛酸をなめた人ほど、骨董を愛でる

火曜〜木曜は東京にてレッスン。今週も4コマ+6コマ+7コマと大変多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。

水曜日に空き時間があったのでサイト更新を進めることができた。「ヴァイオリンの弓を楽しむ」シリーズの5回目「姿形を楽しむ」で、このシリーズは今回で最終回。よろしければどうぞご覧ください。

https://www.violinwakaru.com/artcl/30/31_00205.html

このシリーズでお伝えしたかったのは「良いものを分かるようになってほしい。つまらないもので満足して一生を終えるのは残念」ということだ。

普通は弓の話は見た目を中心に書かれるものだが、演奏者には興味を持たれにくいと考え最後にした。実際、見た目や骨董的な話なんて関心の無い方にはこの上なく退屈な話だろう。けれども楽器・弓には骨董品・美術品として鑑賞しうる要素がある。

人生の辛酸をなめた人ほど骨董を愛でる。骨董は裏切らないからだろう。骨董は見る人の心を映し出す鏡でモノ自体は何も変わることはなく、見る人の心によって名品にも退屈なものにもなる。視野の狭いつまらない人はつまらないものを愛でるし、視野の広がってくるほど名品を愛でるようになる。レトルトのカレーやハンバーグを好んだ子供も、経験を積んで大人になるにつれ美味しいと感じる味が変わってくるようなものだろう。一生が子供のままでは残念だ。

見えるものや感じることが多くなり、名品が名品と分かるようになることこそ成長だ。自分で感じることが全てなのだからこそ、他人に選んでもらうことも選んであげることも私としては積極的にはなれない。ご本人で感じ取ることができるようになるように材料をご提供できれば、というのが私が願うところ。

今回の写真もすべて私の手持ちの弓だが(我ながらよくこんなにいろんなものをたくさん持っているものだ)、撮影して専門書籍でもチェックしていたら、これまで気が付かなった大きな発見があった。こういうことがあるから手を抜かないで情報発信をすることは楽しい^^。

 



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