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土曜日は東京にて日曜は愛知にてレッスン。今回も多くの方にお越し頂き有難うございました。今回ご希望の曲としてショパンのノクターン20番「遺作」のご相談を頂いた方がおられました。このショパンのノクターンわたしはとても好きな曲で思い入れも深いものの、すっかり忘れていた曲でした。レッスンの空き時間でミルシティン版の楽譜を取り出して弾いてみたら、やはり素敵な曲でした(何かの機会にやろうかな。ギターで合わせて頂けるだろうか。cis-mollで弾きにくいかな)。
サイト更新をした。「弓の楽しみ」シリーズの2回目で今回は「弓を持った感触」について。よろしければどうぞご覧下さい。
→https://www.violinwakaru.com/artcl/30/31_00202.html
数値化しにくいためかあまり言われないことだが、弓の善し悪しの判断に「触感」は案外正確なものと考えている。単に重さ・バランスだけでなく、持ってシュっとした感じ、実際の重量によらずズシッとした感じ(擬音語が増えますが)、温度感や堅さの違いも手で感じ取ることができる。金具やフロッグも弓によって触感は違う。「高い弓」に共通した感触というのは確かにあるように思える。
逆にわたし自身は正真正銘とされるトルテやペカットであっても触感の悪いものはオミットする。逆に無銘のものでも「高い弓」の触感があって音が良ければ大いに購入検討する←こういう場合モノに対して安価なことが多いのでなおさら^^。
楽器であっても視覚的な判断がされるものだが視覚は正確なようでありながらとても騙されやすい。曖昧とされる触覚や嗅覚(嗅覚:匂いは弓ではあまり判別できないが楽器では結構役に立つ。ヘンタイのようだが・・・)も少なからず信じてみてはと思う。