イギリスに遅れること30年で初の女性総理大臣!自分は女性の能力に偏見はありませんので(ヴァイオリンの世界は優秀な女性が多い)、永田町の論理にとらわれすぎない為政を大いに期待したいと思います。実際日経平均も爆上がりしているし。
土曜・日曜は東京にてレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございます。土曜日はレッスンが多く自分も頑張りました。
Facebookにも書きましたが、オイドクサを初めて張った2015年製の新作ヴァイオリンで大半のレッスンをやりました。10年経ってやっとオイドクサがサマになる楽器に育ちました^^

オールドと新作ヴァイオリンともにADG線:オイドクサ、E線ゴールドブラカット0.26の昔ながらの弦になりました。チューニングの不安定さ以外は結局この組み合わせがベストかもしれません。

新作ヴァイオリンもだいぶ指板が削れていました。指板修正をそろそろ考えなければ。
新作ヴァイオリンの中でも箱の出来が極めて優れているこの楽器。当初からとても期待した楽器だった。それゆえワガママも強く、数年前まではガット弦を張ると新作ありがちな楽器に育っていない「青臭い」ような音がしていた。鼻っ柱の強い「青二才」が鼻につく印象がありガット弦やドミナントでは使えなかった。
それをオールド楽器的な音になるトマスティックのヴィジョンを張ってみたり(オールドの音はシャリシャリしつつ、ちょっと中身の薄い要素があります。ヴィジョンが誰にでもお勧めできる弦とは考えていません)、顎当ての付け方(若干のオフセットでかなり音は変わります。ネジの締め具合でも音色はコントロールできます)で調整したり。
2年前くらいから条件によっては好印象になってきたので、標準的なニュートラルな弦と言えるドミナントを張り、微調整を繰り返して良い感じになってきたので、やっとオイドクサを今回試した。
うん。なかなかいける。オールドイタリーのかなり上質な楽器とだいぶ張り合える音になった(まだ青いが)。10年の長い時間と手間をかけてやっと楽器になりました^^。

“3/4″は子供用分数楽器の弦か?旨レッスンでご質問頂きましたが、これは弦の太さです。1pm(ピラストロマス)=0.05mmという独自の単位なのだそうです。写真上からA、D、Gですが、D線が太いのです。
