「トイレを見ればお家がわかる」と言われますが

今週はレッスンのお休みを頂き、嫁さんの実家の北海道北広島市へ帰省していました。ご不便ご迷惑をおかけいたしました。

金曜日に東京に帰ってきました。北海道でも暑かったですが、東京は連日酷暑しかも木曜日は災害級の大雨だったと・・・。そんな中でお越し頂くのは申し訳なく、偶然ですがお休みにしていてお越しの方にとっても良かったかもしれません。

それぞれの実家に行くとやる事は基本草むしり。強い紫外線の北海道での草むしりで日焼けも。それから夜は国際宇宙ステーションがよく見えました。

搭乗機はAIRDOのロコンジェット!
特別塗装機は何となく嬉しい

特別に予定は立てていなかったものの、老後に住むべき土地を漠然と視察も。全然具体的ではないものの、いつかは老後が来るので気に入った土地を見つけておきたい。去年訪問した由仁町がとても気に入ったので再訪し、周辺の長沼町や安平町も訪問。土地の図書館や町民会館を訪れた。これまで多くの土地に住んだが、こういう施設の空気感が町の雰囲気と共通する印象があるので。

これは観光だが、安平町の追分駅近くに保存されているD51 320号機を見に行った。日本一とも言われる抜群の保存状態の蒸気機関車。屋内保存され続け、現在でも旧国鉄OBによって整備され、ロッドも油光りしている。月に2回ディーゼル機関車によって車庫の外に出されるのだそう。各部を動かさないと痛んでしまうのですね。

現在も注油され油が垂れるため油受けの皿を敷いてありました
日々の整備の範疇かもしれませんが
現役引退後50年間にもわたる大変な努力。敬意と言う以外ありません。

由仁町の施設。去年も見たが相変わらずホコリひとつ無い。去年が偶然ではなかったようだ。由仁駅も利用者は少なくても荒れておらず非常にきれいだったし、町中も歩道の雑草は目立たない。

文化交流館も別施設の図書館兼博物館もトイレまで掃除が行き届いていました
由仁町は財政破綻から何とか持ち直した町で原発や自衛隊の町のように資金が豊富では無いはず
関係する人の気持ちなんだろうと思うのです

「トイレを見ればお家がわかる」と言われるが、D51にせよ施設にせよ、こう言う当たり前の事こそが関わる人の心を表す。非常に好印象でした。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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