水曜〜日曜は東京にてレッスン。特に水曜は9コマの満員大御礼、土曜は8コマと大変多くの方にご利用&お越し頂きました。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました^^。
金曜は午前中に健康診断へ。わたしは採血をするとクラクラする(血管迷走神経反射というものらしい)ので、いささか気が重く。例年と同じ医院で例年通り勝手をご存知の看護師さんに大変に気を遣って頂き採血して頂いた。今年も少しクラクラ^^;その後、以前駒込にお店があり早稲田に移転したインド料理店のムガルカフェに行き昼食。エネルギッシュな料理を食べたが帰ってきても腑抜け。

マトンビリヤニです。いつもながら美味^^
ここのところヴァイオリンや弓をご購入なさった方、ご購入の検討の方などが相次いでいる。そのため、その個体を良い音でうまく響かせるお話を多くさせて頂いている。
奏法は人間が一方的に楽器に押し付けるものではなく、楽器とのバランスで存在するもの。楽器の物理的な強度が変われば演奏の力加減を変える必要がある。楽器や弓に合わせて、弾く力や圧力、加速度の付け方など少なからず変化する。状況によりけりだが、大雑把には良い弓ほど軽い圧力で速い運弓で弾く事ができるし、楽器は板が薄めであれば圧力はかけられないが、よく響く楽器ほど多くのエネルギーを注ぐ必要が生じる(「圧力をかけずに大エネルギーを」が難しいところ)。
演奏は楽器と人間との共同作業。どちらが強くても弱くても高いパフォーマンスは得られない。演奏とは一方的に人間側の技術とかつて私も思っていたが、30年ほど多くの楽器や弓を弾かせてもらい、一部は自分の所有物にして、またあれこれギターでもうまく響く加減を探し、長い間かかって分かったことのひとつです。

ヴァイオリンだけでなくギターも特に古い楽器はうまく響かせるのが難しいのです。
クセが強いという事だが、でもそこが面白いところのひとつ