水曜・木曜はレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。今回のレッスンにてバッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲を1楽章から3楽章まで通して合奏するシーンが多めでした。大変な曲、お疲れ様でした。バッハBWV1043は特に1楽章は初歩向けのイメージですがきちんと弾くには極めて大変な曲です。
そのバッハの合奏で自分も弾くわけで、確かに自分の演奏は概ね自分にとって良い方に変化したみたい。別の練習もやっているので運動だけの効果ではないが、運動で身体の動きも変わったのかも。水泳を始めた直後は五十肩や骨折による左右の筋肉差で真っ直ぐも泳げなかった。そのバランスが取れるようになり始めたかも。
弓を横に動かすだけの理想的なボウイングで以前よりも発音が明瞭に。上質な弓であれば発音さえできればスティックのバイブレーション(と某巨匠が表現していた)が音を伸ばしてくれる。手持ちの弓では特にトルテやユーリを使った時に効果が高い。
ボウイングがうまくできれば左手への余裕も増す。左右バランスも良くなったかもしれない。結果としてきちんと弾くには非常に高度なバッハBWV1043も以前よりも迷いなく弾けるようになったみたい。
オタクな方向に話を進めたり推奨するつもりはなく、単純にヴァイオリンを弾くにも健全な身体が必要と分かっただけ。よく寝るだけで上手く弾ける事は実感するし、コンサート前は体力のつくものを食べるべきとも言われる。運動もそのひとつに過ぎないこと。
そして、充分な運動ができないのなら、運動能力を補助するコンプレッションウェアなどの衣類があれば老化にも抗うことが可能で、「歳とって」と諦めていた方にも希望になり得る。それは他人を幸せにする循環にもなるかもしれない。
自分での人体実験(心理学者のエビングハウスか、はたまた高須クリニック院長か)で興味深く思っています。自分として理想の身体になるまでは続けてみよう。別にムキムキマンになりたいわけでもないし、時間はかかっても難しくはないかと。

全く関係ありませんが近所のネコが来てくれました
撫でろと言われたので撫でていたら「もうよい下がれ」と言われました