月曜日は愛知レッスン2日目。体調を崩されてお休みになってしまわれた方もおられましたが、多くの方にお越し頂きました。寒風吹き荒ぶ中お越し頂き恐縮です。
イーロン・マスク氏が混乱を引き起こしている政府効率化。BBCによると「過去1週間の成果を5つ挙げよ。返答なき場合は辞任とみなす」とメールを連邦職員数百万人に送付したとのこと。指揮系統を乱すわけで混乱を引き起こすだろうとは思う(中間管理職を含めたその指揮系統も非効率と考えているのだろう)。
ともかく。「過去1週間の成果を5つ挙げよ」はヴァイオリンの上達のためにとても良い方法と思った。「毎日ひとつ昨日より新しい事に取り組み前進できていますか?」と結果を重視する姿勢は、無意味な目標設定より余程重要なことだ。
レッスンやサイト記事など仕事以外での自分のヴァイオリンの成果5つを挙げてみよう
・トルテの弓でG線の音の出し方を愛知の実家の玄関で:より下に響く音が出せた
・ドント5番のデタシェ:背中で弾く感じが分かった気
・「良い音メガネ」でカプリース22番冒頭の3度や10度の上昇音型→歌い回しが理解できた気が
・ガブリエルの松脂での弾き方:強い引っ掛かりの分、より軽いタッチ
・水で左手を濡らしたまま弾いた:オイドクサの弦でもチューニングはそれほど狂わず
使える結果になるとは限らないものの、こういった蓄積は必ず上達につながり得るなあと思わされた。逆にただ漫然とした練習をして何も進んでいないとしたら・・・。「お前はクビだ!」と自分で自分に言わないといけないかもしれない。アメリカは厳しいね。