能登半島の皆様お見舞い申し上げます。今年はあまりにも災害が多いですね・・・。
土曜は東京にて、日曜は愛知にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。遠方からお越しの方もいらっしゃいました。本当に有難うございます。
AirPods4で音楽を聴きながら新幹線にて移動。ノイズキャンセリングは強力で、低音は充分に出て、その上解像感・分離感も良好で充分以上に聴ける(騒音の多い新幹線の車内でも細かい音の音程も聴ける解像感には驚いた)。ご興味のおありの方はご参考にして頂ければ。
聴きなれたヘッツェルのブラームスのソナタも、クルレンツィスのモーツァルトのレクイエムも、パヴァロッティも、THE ALFEEもさだまさしの古い歌もとても良い感じです。良い時代になったものだ。あまり聴いていない音源を聞く気になった。中学生の英語の授業以来だろうか、カーペンターズの曲も聴く気になった。改めて聴くととても良い曲ばかりですね!(カレン・カーペンターの悲しい最期を思うと儚い歌声にも聴こえ・・・)

日曜日の富士山。全く見えず。
とても久しぶりに「スメタナ弦楽四重奏団は語る〜クァルテットのすべて」という本を新幹線で読み。ページ数は少ないが内容は充実の本。自分は四重奏に明るくはないが、弦楽器をやる人はぜひ読んでほしい書籍だ。
以前読んだ時もとても納得する点が多く、今回読んでも納得できる点は多かった。
ただ、現代ではここまで音楽は大切にはされていないかもしれないと思ってしまった・・・。クラシック音楽も含め音楽は消費されるコンテンツのひとつに過ぎない。どんなに丁寧に作り上げても、雑に消費されるものだという失望感が自分にはある。本書の内容の一節をXに書けば多くのいいねが付くだろう。で、それで終わり。練り上げた演奏も、タイパの名の下、1.5倍で一度聴き飛ばして聴いた気になって終わり。
それでも自分は愚直に時間をかけて丁寧に作っていきたいと思う。歴史のフィルタを経た名曲にはそれだけの力があると信じるから。

130ページほどの薄い本ですが、内容は濃いです
というか「ヴァイオリンがわかる!」はこの本のスタンスで書いている面があります