サイト更新:調べにくいヴァイオリン用語集

水曜は東京にてレッスン。暑い中お越し頂いた皆様有難うございました。本日も猛烈に暑くなるようです。どうぞお気をつけてお過ごし下さい。レッスンは午前中と夜間帯を一応お勧めはします。ご都合がよろしければどうぞご利用下さい。

新「ヴァイオリンがわかる!」サイト更新。旧サイトと同じ「最小限のヴァイオリン用語」のタイトルでリライトしました。初歩の方向けの記事ですが、よろしければどうぞご覧下さい。

https://www.violinwakaru.com/wdprs_ex/10/最小限のヴァイオリン用語

初歩の方向けに、頻用されるけれども調べても分かりにくい用語を中心にした。たとえば「楽器」はヴァイオリンの世界では「ヴァイオリン本体」のことを指す。音楽辞典で調べても出てこないだろう。

その手の用語はヴァイオリンの世界にも多く存在するが、なるべくレッスンでは使わないようにしている。ただ、頻用される言葉は意味を説明してからむしろ使うようにしている。そうでないとアマオケなどに参加した際に話が通じなくて困ってしまうためだ。

成長段階に応じて用語も高度になるようにレッスンでは意図的にしている。ドイツ音名もローデあたりから、カールフレッシュの音階に進んだら減七、属七など和声の用語や根音、導音などの用語も。楽器自体の用語についても、ライニング、ネックアングル、ブロックなど分かる人には使う。

帰属意識を高めたり優越感を満足させるために専門用語を使うような下らない事はしない。そんな幼稚な段階はとっくの昔に過ぎ去った。むしろ相手にとって便利であるように相手の視線に合わせてのつもりだ。日本語にできるものはなるべく日本語で、置き換えが可能な用語はなるべく平易な言葉に置き換えて。

今回の記事が、ヴァイオリンを弾く上で最低限必要な用語の第一歩としてお役立て頂ければ。

例えば、この写真の中にも多くの専門用語があります
弓を持つ際に必要な事なので説明して使う事はありますが露骨に嫌な顔をされた方も
習いに来ているのに知らない言葉に嫌悪感を持つ方もいらっしゃるものです
まあ長年やっていればいろんなケースがあるものです

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

石田 朋也をフォローする
サイトのお話(更新情報など)思うこと