夏休み2日目:丸の内の路上オフィスと超絶美味しいミートパイ

夏休み2日目。自作検討中のヴァイオリン・ヴィオラのダブルケースの材料を見に銀座の東急ハンズへ。バルサ材なら加工が容易かつ軽量と発見(ますます夏休みの工作っぽい)。想像以上に人出が多く昼食を食いっぱぐれ。

銀座から歩いて丸の内仲通りへ。Marunouchi Street Parkというイベント(?)を開催していた。「密集・密閉・密接を避けた新しいライフスタイルに合わせ、丸の内エリアの街路空間の新たな利活用に向けた積極的社会実験プロジェクト」とのこと。ビジネス用の無料WiFiや電源コンセントも設置されていたし、ドームハウスやミスト発生装置、天然の芝生も。

オフィスでの仕事を情報のやり取りだとするのなら、ネットワークの通じるところならどこでも仕事ができる。丸の内のオフィス街が外に出るのならとても興味深い事。そして建物や立地の幻想で成り立っていた「格」が崩れるのなら革命的な変化だ。

丸の内の三菱にとって「格の崩壊」は自分の首を締めることになるのでは、と思いつつ、この社会実験は三菱の危機意識も感じられて興味深い。亡き父が三菱電機に勤めていて、時々(誇らしげに)「丸の内の本社に行った」話も聞いていたので、そんな事を考えた。少なくとも「うちではテレワークは無理」とできない理由を探す企業より現実を見ている。

食いっぱぐれた結果、丸の内路上のキッチンカーCUCINA IDEYAにて。アップルミートパイとラム+ペコリーノチーズのパイ。驚くほど美味しかった!(イタリアで修行したシェフさんだそうです)。キッチンカーは前からあるが、コロナや情勢不安の中、リスク回避としてニーズが増えるかもしれないな。場のムードに頼らない美味しいお店は応援したい。食いっぱぐれた結果、良い店に出会えて良かった。