6月11日〜13日お休み頂きます&わだばハイフェッツになる

6月11日〜13日お休みを頂きます。ご不便ご迷惑をおかけしますがご容赦ください。

水曜・木曜は東京にてレッスン。ご利用&お越しの皆様有難うございました。今週は大盛況で嬉しく思います^^&私の側が花粉症でお見苦しく失礼いたしました。

妙な精神論ではありませんが・・・。「わだばゴッホになる」と志を立てた棟方志功。名演奏家になり切ることは上手い演奏につながると考えている。演奏はテクニックだけではなくテクニックを活かすイメージ次第なのだ。

ニュースで興味深い記事を読んだ。「フェラーリのように」「ジェット機のように」と思い込むことで陸上競技のタイムが有意に向上する研究結果について。下記URLの記事です。

「俺はフェラーリだ!」と思い込むだけで走るのが速くなると判明|ニフティニュース
足を瞬時に速くするための魔法の”思考法”が見つかりました。英エセックス大学(University of Essex)のスポーツ科学研究チームによると、わずか数語の「たとえ話」を使うことでスプリンターの…

経験上実感もある。名演奏家のコンサートを聴いた後は自分も上手くなった気がする(気だけではなく実際に上手くなる)。良いヴァイオリンを弾かせてもらった後は自分のヴァイオリンでも良い音が出る(気のせいではない)。

子供の頃パールマンのコンサートを聴いたら、それまでよりボウイングやフィンガリングが滑らかになった。グァルネリを弾かせてもらったら当時使っていたジャノッティでも厚みある音が出た。

もちろん地道なテクニックの構築は必要だが、その上で「わだばハイフェッツになる!」と思えばハイフェッツになれるものだと。

だから世界的名演奏家の演奏を動画や音源ででも多く聴いてほしいし、機会ある時に良いヴァイオリンも弾いてみてほしい(そういう機会を必要な方には提供してもいます)。その蓄積は必ず上手くなるために必要と考えています。

※精神論というより動きのイメージが構築、知っている音のイメージの構築と思います。さらにそれを実現する論理性は必要です。「飛べる」と思い込んで、でも論理的に解決したからライト兄弟は飛行機を作ることができたのです。