自民党の各派閥の解散のニュース。茶番のようにも思えるが、長い間続いた派閥政治に変化が生じるとしたら歴史的な出来事。宏池会なんて池田勇人からの派閥だよなあ。67年前からの派閥が解散なんて大事件と捉えています。派閥を無くし完全なトップダウンになるとしたら危なっかしいようには思えるが・・・。
金曜日は拙宅にギタリストの高矢さんにお越し頂き、2月の録画録音に向けたギターとヴァイオリンでの合奏練習。
録音は何度も聴かれうるので確実性が求められる。曲数は多く合計で1時間程だ。時間は6時間とのことで短い(録音は数日間かけて特には10数回テイクを録って1枚のCDになるのだ)。ほぼ一発録りのつもりでないとダメだろう。なかなか厳しい条件だ。
そこで今回は新作ヴァイオリンでの演奏を試みた。新作ヴァイオリンにはクセはない。オールドのような味わい深い音色は持ち合わせないが、行った操作に対して忠実だ。オールドと言うと価値ある素敵なもののようだが、クセだらけな骨董品でクラシックカーを運転するような操作が求められる。思ったように加速するとは限らない、思ったように曲がるとも限らない。それが日々変わる。

手持ちの新作ヴァイオリン。優れた楽器です。
新作とは言え2015年製で9年も経ってはいます。
存命作家の場合は30年前の楽器でも新作楽器(コンテンポラリー)と呼びます。
練習の録音を聴いてみると案外良いじゃないか^^←自画自賛。適切な音程で落ち着いて確実に弾けているかのように録れていた。演奏時ほど無表情な印象でもない。これならいける。オールドは生音での音色は魅力的であるし期待以上の表情が生まれることもある。反面、録音すると音色の魅力が半減するし音程が悪く聴こえがちでがっかりすることも。
日本車とイタリア車の違いのようなものかなあ。日本車のスポーツカーはドライバーの操作に忠実で思った通りの走りができる(ドイツ車も似た印象)。ところが自分のイタリア車は車が意思を持って好き勝手な走りをする。ハンドルは轍に取られ好きな方向に曲がり、アクセルもブレーキも思った以上の仕事をしてしまう(こういうの古典的スポーツカーの特性らしいが)。余裕のある時はそれも楽しいし新鮮な驚きや発見にもつながるが、確実な仕事をしたい時には不向きだ。
今回の合奏練習で大体期待通りの結果が得られて安心。これが思ったような結果が得られなければ、大前提を考え直さないといけないので大変な作業になる。何度もお聴き頂ける音源にできればと思います^^

合奏練習の後、暖かいお日和だったので久しぶりに4Cを洗車
相変わらず好き勝手に走りますが今日は快調(乗るたびに調子が変わります)

全く関係ありませんが近所のアイドルネコ。うちでは茶色ちゃんと呼んでいます
夜になってうちに来てくれました
いつになくかまって欲しそうだった。何かあったのかなあ