いきなり高いポジションの音が出てくる場合があります。いわゆる「飛びつく」ケース。その時に音程は外しやすいものです。鉛筆で指板に印を付けるなどの姑息な解決もなくはありませんが・・・。
・よく知っているポジションからの伝い歩きで
・1stポジションからの距離で測る
・頭の中でその音程を強く鳴らす
が現実的な解決策になり得ます。その上で指で指板を叩く音や小さな音を出して確認することはしばしば行われます。
よく知っているポジションからの伝い歩きは、カールフレッシュなどの音階練習だったりセブシック8などで「よく知っているパターン」の練習による積み上げが必要です。
5thポジションあたりからハイポジションに上がるよりも、一度1stポジションに降りてからの方が、よく知っている位置からの距離になるため、精度が上がる場合があります。
何より、そもそも「頭の中でその音が鳴っているかどうか」が最大の解決かもしれません。指で探していてもその目的の音を知っていなければ目的地に到着はできません。むしろこれが一番多い問題かもしれません。