X(旧ツイッター)での毎日のお話をこちらに移してくることにしました。
スズキ教本2巻のパガニーニ「妖精の踊り」。初歩の方にもこの曲は「イタリアの歌になるように」とお題を出して練習して頂きます。
この時点で最低限のヴィブラートをかけられるようにレッスンでは進めていますが、ヴィブラートも入れつつ音を伸ばして音をつないで歌になるようにします(もちろんこの時点ではできることは限られます)。
こういった最低限の様式感は大事です。ただ音程とリズムが合っていてあとは好きにではパスタを味噌煮込みにするような音楽になってしまう。
うちのレッスンでは音並べではなく音楽にすることを重視しています。適切な音色での音楽。適切な歌い方での音楽と思います。これこそ基礎技術以前の基礎です。