水曜は東京にてレッスン。ご利用・お越し頂いた皆様有難うございました。先日の「超貴重な弓」のお話に興味を持って頂いた方もおられ嬉しく思いました。そもそも音楽とはを考える上で重要な経験だったのです^^。
先日毛替えして頂いたトルテスクールの弓。弓の毛の質が変わったので弾き加減の印象も変わった。それに即して松脂も再検討。
松脂は定評あるものなら良しではなく、こだわると弓や毛ごとに松脂の合う合わないが出てしまう。楽器は各部のバランスでできているが毛と松脂のバランスもあり、毛が変われば松脂も変えた方が良い場合がある。
とりあえず定評ある松脂をひと通り試す。新旧ベルナルデル、ギヨーム、カプランダーク、メロス(ライト、ダーク、バロック)、ヒストリカルロジン、ヒル。

手持ちの松脂コレクションの一部^^;
割れたり欠けたり溶けたりしているけれども充分使える
一巡した結果、古いベルナルデル(通称缶ベル)とヒストリカルロジンが良さそうだ。缶ベルは日常使いはしにくいのでヒストリカルロジンだろうか。自己満足なこだわりかもしれないけれども、こういう試行錯誤なかなか面白いです^^。