小旅行:23区内自然山の最高峰に登頂

小旅行:23区内自然山の最高峰に登頂

土曜日曜は東京にてレッスン。今年の初レッスンは9コマの満員大御礼で始めることができました!初めてお越しの方もおられ大変嬉しく思いました。ただ今年の2日目の日曜日は急遽お休みの方もおられ5コマになってしまいましたが…。お越し頂いた皆様有難うございました。

今回、楽器の音についてのお話をさせて頂く機会が多かったです。ヴァイオリンは本当にちょっとした加減で不愉快な音にも心地よい音にもなるもの。駒・魂柱だけでなく、弦や肩当てからネジの締め方に至るまで全てが音に影響を与えます。ちょっと弦の汚れを取るだけで不快な音は減少するし、楽器と組み合わせる弓によっても音の出方は大きく変わります。といった事が今回話題になりました。

それはともかく。

月曜日はお休み。今年は積極的に外に出ようと決めた。早速、以前から登りたいと思いつつ実現できていなかった23区内最高峰の自然の山に登頂してきた。港区の愛宕山ですが。標高25m^^;。

「出世の石段」と呼ばれる徳川家光公の逸話の残る石段。
愛宕山は桜田門外の変を前にして水戸浪士が集結して場所でもあり、
無血開城を前にして勝海舟と西郷隆盛が会談した場所でもあり、
終戦直後降伏に抵抗し籠城・自決(白虎隊を連想します)した場所でもあると。
低い山ですが、多くの歴史の詰まった場所です。

標高25mとは言え上から見下ろすと結構な高さで、江戸の町を見渡す事ができたのは納得
終戦直後は一面焼け野原だったのでしょう…。
落語「愛宕山」の舞台とも思っていたのですが、落語の舞台は京都の愛宕山だそうです。

仕事始めの日でもあり、とても多くの参拝客が
我々は根性なしなので参拝は後日に。

裏手には素敵な庵が(青松寺の智正庵です)

更に裏手には戦前の住宅が。戦災や開発を超えて残った住宅は都心では珍しいです。

愛宕トンネル。1930年竣工の23区内唯一の山岳トンネルだそうです^^;。

虎ノ門から新橋まで歩いて香川・愛媛アンテナショップにて昼食
餡の入ったお餅のお雑煮(わたしにはとても珍しく思えました)

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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