ヴァイオリンのノイズ問題が解決した!

水曜・木曜は東京にてレッスン。5コマ+6コマと標準的な日程になりました。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。

Facebookにも書いたお話ですが。今年初めごろからオールドヴァイオリンから微細なノイズが出ていた。正常な音では無いので気にしていて、割れや剥がれを疑ったり、弦楽器工房で職人さんにパフリングをニカワで留めて頂いたり、自分でも弦の巻き方を変えたり、胴体の外側をポリッシュで掃除をしたり。

弦の巻き方やポリッシュでの掃除で振動特性が少し変化するのか、それだけでノイズが無くなることもある。ただ、今回のノイズはf字孔から息を吹き込んで少し湿らせる程度でも消えたりするノイズだったので、なかなか原因が突き止められず。

木曜日のレッスンの後。Facebookに書いた通り生米をf字孔から入れて振る伝統的な掃除方法でノイズは解決!何がどうなったか分からないが、ちょっとしたゴミか木材の破片がノイズを出していて、米が当たって接触が無くなったのだろう。

実際、米での掃除は数年ぶりだが、ホコリや小さな木片(修理調整の際の削りかすなのでしょう。それはよくあることです)も出てきた。

何が原因になっているか分からないもの。でも一年近くの音への不満が解決して、本当に嬉しいのです。それだけのことでいろんな意欲も増すので、何でもやってみるものですね^^。

Facebookと同じ写真ですが。
お米がもったいないのでとりあえずオールド3挺を昨晩は掃除(夜に何をやっているだか)。
ヴィオラが埃が溜まっていたなあ。そのためか音の鳴りがかなり良くなった。
購入時お米での掃除もしたと思うのだが。
何にしても、全て好調になって大満足。嬉しい^^。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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