月曜日は愛知レッスン2日目。6コマ。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。レッスンはそれほどではなかったのですが、確定申告のための帳簿付けをしたり、親戚のこともあり落ち着かない日になってしまいました。
今回の帰りはアルフレッド・カンポーリ(昔のイタリア人演奏家)の弾くクライスラーアルバムを聴いて帰った。普通に聴くクライスラーとはだいぶ違うがイタリアンな歌い回しで素敵な演奏^^
愛知に置いてあったヴァイオリンを整備のために持って帰ってきた。随分弾かれていなくてかわいそうな状態で、この楽器も初心者向けに貸し出しできるよう整備しよう。

ひと昔前の新作イタリーっぽい見た目。現状で音はまあまあ。
ニスは曇っているが磨けば綺麗になるし、
胴体の作りは悪くないので音もある程度良くできると思う。
整備メニューを考えるのは楽しい^^。プロに任せるところは任せ、細かな詰めは自分でやってと計画中。弾きやすく、音楽が進む楽器(楽器によって音楽が進みも停滞しもするものなのです)に仕上げたい。
貸出し用に整備中のシャルル・ペカットを今回愛知でのレッスンでも使った。整備したらレッスンでも使えるくらい音が良くなったので多めに使い、使ったらさらに調子が上がってきた感じ。弾いて振動させてあげると楽器は元気を取り戻す。運動不足だったのが運動して元気を取り戻した感じ。生き物だねえ。
ただ、この弓、巻皮が牛皮で親指が痛くなってしまった。柔らかい牛皮の方が痛くならない気がするが、むしろ逆で、トカゲ皮の方が痛くならない。音もトカゲの方が良いように思えるので、交換してもらおうかな。ある程度まとめて楽器店に相談しようと思う。

牛皮の巻皮。現状あまり良いものとは言えず、親指が痛くなる。
上質な皮(ヴァイオリンの場合トカゲ皮)を薄く最小限に巻いてもらうと音も良いし
指への負担も少ないようだ。