富士吉田に〜紅葉とほうとうと湧水とストラディヴァリ

土曜・日曜は東京にてレッスン。急遽お休みになってしまった方もおられ6コマ+6コマと標準的な日程になりました。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。

先日レッスンにお越し頂いた方から、河口湖の施設でストラディヴァリ展をやっているとの情報を頂いた。月曜は予定が入っていなかったので出かけることに。天気は今ひとつだったが、この日でないと11月中は休みは取れない理由もあり、それから自分自身も疲労感が強かったこともあり、気分転換にお出かけした。

中央道を走り、富士吉田の道の駅へ。

錦のようなという形容そのものの、それはそれは素晴らしい紅葉でした^^

山梨はほうとうが有名。一度本場のほうとうを食べてみたかった。道の駅からほど近い、「ほうとう 木こり」に。

これが本場のほうとう!甘めで味が濃くとても美味しかった!
「たくれからし」という山椒の効いた薬味を入れると、味が変わってまた美味しく
大満足+お腹いっぱいでした^^

さほど遠くない忍野八海へ。ここは富士山の湧水群。完全に観光地化されているが、青く冷たそうな透明な水が美しい。

ニジマスが多く泳いでいるのが見えました(天然ではないと思います)。

実に大雑把な魚の説明も

絵に描いたような美しい日本の景色

水の粘性を感じさせるこんな流れも。油絵のような風景です。

幸い、晴れてきて山の紅葉も映えてきたのですが

富士山はこの後ろに雄大にそびえるはずのままでした。稜線がちょっとだけ見えました。

少し走って河口湖へ。「河口湖 音楽と森の美術館」へ。ここは以前は「オルゴールの森美術館」という名称だった施設。

こういったメルヘンチックなバブリーなテーマパークは自分はほとんど行ったことがないのですが

ストラディヴァリ展。ストラドは1挺だけでしたが・・・。
1736年ということで最晩年で、事実上オモボノかフランチェスコだろうか。
ゴールデンピリオドのスタイルではなく、表板の膨らみが大きく古いスタイルに
少し戻ったような楽器で、そこが興味深く。
他にはガン・ベルナルデルの良いものがありました。

オルゴール(というか自動音楽演奏装置)の実演も聴いた。

演奏や音色についてはともかく、音楽の演奏を所有するのは本当に最近可能になったことで、20世紀初頭までは大変に贅沢なことだったのだと思わされた。今でこそ無料やサブスクリプションでいつでも聴けるようになって音楽は大きな価値を持たないものになったが、この先はどこに行くのだろうかと考えさせられた。やはり自分自身での演奏が残る価値だろうかな・・・。

帰りの都内で危うく事故になりそうになりましたが・・・(都内の慣れない道路の運転は怖い)。富士吉田、とても景色は美しくおいしく楽しく堪能しました^^