それは我々自身の選択の結果とその中での楽しみ

水曜・木曜は東京にてレッスン。水曜はとても余裕があり奇跡の3コマ!木曜は8コマと大変多くの方にご利用&お越し頂きました。暑い中&感染の不安のある中お越し頂いた皆さま有難うございました。それにしても名古屋市長のメダル噛み事件、ナポレオンがストラディヴァリのチェロに跨った話を思い出しました。飲酒産婦人科院長といい、こういった話はどうして愛知県ばかりなのか・・・。

普段政治的発言は控えるようにしていますが、この日は書かせて下さい。

あと10日政治判断が早ければ史上初の核戦争を防ぐ事ができたかもしれない。現代の政治判断が正しいのかどうかは分からない。ただ、76年前も確かに国民が選んだ人物が為政者だった。最初は賛美して、ムードに流されて批判に転じた国民。国民に自決を強要しつつ本人は自決に失敗した時の総理。戦局の悪化に伴い事実を歪曲し説明責任を放棄した大本営。何も変わらない。

庶民にできることは何だったのだろうか。強い力の下では何もできる事はなく、日々の日常とささやかな楽しみを見つける事だったのだろう。それは現代だけでなく国にもよらず変わらない事だろう。

5日の夕焼けは奇妙な色だった。1945年8月5日の夕暮れはどんな色だったのだろうか?
ここ最近地震も多い。台風も近づいている。天変地異の前触れでないことを願いたい。

自宅の2階ベランダの外気温は41.9度!
レッスン室以外は通常あまりエアコンをつけないため34度

ところで、8月6日は広島で製造されたイタリア車のレンタカーで秩父に出かけた。ある日、自分も閃光の元で消えてしまうかもしれない。これは子供の頃からの漠然とした不安だ。だったら心残りの無いようにしたいと思って、1日にひとつは発見ができたり、新しい事ができたり、気になることの解決をするようにと実行しようとしている。

自分の未練は大したものでは無い。そのひとつに煙をあげて現役として走る蒸気機関車を見たい気持ちがあった。2017年7月にこの列車には乗ったが、普通な形で線路を走るところを見た事はなかった。この機関車は分解検査で去年は見られなかったし、通常は自分の休日とタイミングが合わず、自分には割と貴重な機会。コロナのことを考えた上でも、野外の日常的なことなら密になることもないと考えた。

やってきた蒸気機関車。石炭を燃やして現役として走る数少ない機関車です。

目の前を通過。一瞬ですが、普通に使われている状態の走りに満足^^。
特別な状況よりも日常の表情が魅力的に思えます。
その後、三峰口駅の転車台で向きを変える様子も見た。灼熱の中。暑かった。

今回お借りしたアバルト124:マツダの宇品工場で製造のイタリア車(ややこしいがマツダ・ロードスターがベースのため)。オープンカーなので通気性・換気は抜群:屋根を空けたらすさまじく暑かったが・・・。楽しい車と評されるが既に生産中止になっていて乗れるうちに乗りたかった。

今回予想外に道が混んでいて実力を発揮できなかった感が・・・。でも自分の車は暑さ+低速走行に弱いので、気温36度の中での渋滞も多かった今回のドライブではこの車を借りて正解だった。日本製なら壊れない安心感があるし。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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