サイト更新〜オールド楽器の修理の痕跡:ご自身の楽器の未来でも

月曜日は朝から減価償却資産の申告に豊島都税事務所へ。

池袋の豊島都税事務所。モダンな建物です。
古い建築で内部の動線はとてもわかりにくいですが。
火事など起こったら大変なことになるかと・・・。

昨年はアコースティックギターと液晶ディスプレイ(購入時は15万円もしました)を手放したことと、オールドヴァイオリンを購入したので申告が必要で。別に悪いことはしていませんが税務関係の申告は緊張の一瞬。いつも通り特に指摘なく受理されました^^。

「ヴァイオリンがわかる!」サイトの更新。「修理痕から見るオールド楽器の特徴」のタイトルで書かせて頂きました。過去記事のリライトですが、写真は大幅に増やし、記事もほとんど書き直しました。よろしければご覧ください。

https://www.violinwakaru.com/wdprs_ex/30/修理痕から見るオールド楽器の特徴

「オールドヴァイオリンなんて自分に縁がない」と思われる方も多いと思う。でも、ご自分のヴァイオリンの未来の姿と思えば他人事ではなくなるだろう。使っているうちにボウイングで欠けさせ、過度の乾燥やうっかりの事故で表板を割り。適切な使い方をしていてもチューニングをするたびにペグとペグ穴は摩耗していく。弾くごとにネックも指板も減っていく。

でもご心配なく。ヴァイオリンの世界ではそれが当たり前。修理をして使い続けることも当たり前。そうして生きながらえてきたのがオールドヴァイオリン

決して安価ではない修理費用を出すだけの価値をご自身が認めるかどうかの問題はあるが・・・。オールドヴァイオリンはその修理費用をかける価値を認められた点で、価値あるものと選別された結果ではある(価値のないものは現代でも時には別の楽器を直すための木材になってしまうし、昔は焚き木として燃やされただろう)。

人間と同じで長生きすれば誰もが至る未来の姿。ぜひ、おじいちゃん・おばあちゃんの事実を知ることで、オールドヴァイオリンを神聖視することも恐れることも無く接して欲しいと思います。

価値を認められ何度も手術をされ生きながらえているご老人たち
革命に、戦争に、思想統制に遭遇して消滅することのなかった幸運のもの
自分が出会えたのも一期一会で、多分どれもそこで手にしなければ得られなかった
オールドヴァイオリンというと即座に値段を聞く人がいますが、つまらないことと思います
叡智を結集した構造の面白さ、それを活かした音楽の面白さ、人間のおかしさ
お金よりもずっと面白い存在と思います。