木曜は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。木曜日もとても暑かったです。暑い中お越しの方々有難うございました。

レッスン室もあまりにも暑いので家の壁を冷やすよう手動噴霧器を買いました
うちは外に水道が無いしホースも伸ばせないので蓄圧式の噴霧器を
打ち水ですが、ある程度効果があるようです
噴霧器自体よくできていて1,500円で良い買い物でした
最近の衝撃。AIによるヴァイオリン演奏。これまでコンピュータによるヴァイオリン演奏は似ても似つかぬものだった。それが、ヴァイオリン音楽に耳慣れた自分にとっても普通に聴けるレベルに進化していた。
表情づけをしていないデータによる演奏とのこと(カプリースのデータが少々おかしいが)
表情が乏しく硬い音で音程だけ合っている日本人的演奏ですが随分近づきました
AIにてヴァイオリニストの演奏の特徴・クセを学習することで実現できたことだそうだ。もう数年もすればほぼ聴き分けができないくらいになるだろう。すでにAIによるボーカルは自分には聴き分けはできない。AIによる写真が見分けがつかないようなもの。
録音の仕事なら大半のシーンではこれで充分だろう。演奏を仕事にする人には脅威だろう。けれども自分には「ヴァイオリンらしさ」の点で興味深い。「ヴァイオリンらしさ」の追究は、ヴァイオリンの指導に必要であるし、人間が演奏する生演奏のヴァイオリン音楽の価値にもなる。
ヴァイオリンの価値はスピーカーでは出し得ない四方八方に広がる音にあると考える。それを出せてのヴァイオリンの演奏技術であるし、それがあるからこそヴァイオリンは最初の一音で魅了する。
楽器も演奏技術も「ヴァイオリンらしさ」を否定する方向に発達してしまったが・・・。AIのアンチテーゼとして古いクレモナの楽器の構造や古いドイツ式の演奏技術が復権するのではと期待している。