プールに通い4ヶ月〜進むにはヴァイオリンで音を出す動きと同じ

水曜は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。津波警報の影響でお休みになられた方もおられ。情報が来ないと遠隔地震の津波は全く気づかないなあと思いました。緊急情報は通知が来るようにしないと。

豊島区の巣鴨体育館に通うようになって4ヶ月。7月は北海道への帰省もあったりで頻度は少なめで、足が痛くしてペースも控えめになった。それでも出かけてはボチボチ続けている状態。

体重は変化なしだが、体脂肪率は減少し17.7%、骨格筋は増加し32.1%に
消極的であっても続けていれば結果は出るようだ
ヴァイオリンでも同じことが言えますね・・・

ヴァイオリンに直接の効果は感じなくなったが、水泳とヴァイオリンの共通性に面白く思っている。どちらも身体で波を押し出すことで得られる作業。

闇雲に手を動かしても波を押し出すことはできない。むしろ緩やかに滑らかに押し出した方が結果が得られる。滑らかに押し出す動作をタイミングよく行い、スピードを作ることを繰り返す。それで加速度的に推力が得られる。水泳なら前に進むしヴァイオリンなら広がる音が出る。ヴァイオリンでギコギコ音が出ている状態は、水泳では溺れかかってもがいて無闇に大きな動作をしているが全然前に進んでいない状態なのだ。

クロールでは水を引き寄せ続けて前へ前へ加速させることができるようになったが、平泳ぎは難しいな・・・。水の抵抗を減らしつつ、後ろに蹴り出しつつ、でも、加速度をつけていく感じが安定してできないな。ヴァイオリンのボウイングで弓を返す瞬間に音が止まって音楽が止まってしまう感じに似ているとも言える。ヴァイオリンでは弓を返す瞬間もそのままの弓の速さで弾けば音楽はつながるが・・・。

脂肪の燃焼だけでなく学ぶことが多くあります。引き続き8月も体育館に通うことにしました。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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