サイト更新:指の押さえ方

日曜・月曜は愛知にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。月曜日は午前中猛烈な雨が降って大丈夫かなあと心配になるほどでしたが、結果として雨は止んでよかったです。

サイト更新しました。「指の押さえ方」のタイトルで書かせていただきました。よろしければどうぞご覧ください。

https://www.violinwakaru.com/wdprs_ex/20/指の押さえ方

左指の押さえ方はヴァイオリン演奏の最重要テーマのひとつ。常に微調整をしながら最適な加減を探し続ける必要がある。

音程が取れなくて、ヴィブラートがかからなくて、などの問題は指の押さえ方に原因があるケースも多い。けれども「音程が取れるためだけの押さえ方」「ヴィブラートがかかるためだけの押さえ方」では複雑になりすぎるし、実用的でもないだろう。

レッスンでも機会あるごとに「エレガントな左手で」とお話をする。力任せの叩くような動きはエレガントではない。エレガントな動きの方がトータルでは好結果が得られるもの。

そりゃ、左手のピチカートをするときには指を立てるよ。指板を叩いた方が好ましい時もあるよ。そんな5%にも満たないようなテクニックに合わせるよりは、95%で好結果が得られた方が得策かと。美しい動きから美しい音楽が得られるものであるし。

すごく抽象的なんですが、フェラーリを前から見た時の形に似ているのが好ましいと思うのです
アルファロメオも同じ印象。ランボルギーニは違う。
実物を見ると造詣のエネルギーの源が端ではなく中心にあるというか

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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