火曜〜木曜は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。「ヴァイオリンらしさ」について多くお話しさせて頂いた方もおられました。
自分としても「ヴァイオリンらしさ」とは?は重要なテーマで、「ヴァイオリンらしさ」の意識なしにはヴァイオリンの音にはならない。それゆえ長い時間かけて追究して多くを学びました。今回レッスンでも多く語ってしまいました^^;
身体を動かすようになったためかいろんな記憶が蘇る。昔、好んで弾いていたけれども忘れてしまった曲も思い出せるようになってきた。
自分も昔は男の子で、速く音の多い技巧曲が大好きだった。バッツィーニ「妖精の踊り」やらクライスラー「中国の太鼓」なんかを好んで弾いていた。こういう曲を誰よりも速いテンポで正しい音程で明瞭な大音量で弾けることが優れた演奏と思っていた。まあ、それも優れた演奏の一つではあるが何も分かっていなかった。
長い間放置していたのに、運動によって脳の血流が良くなったのか割とよく弾ける。曲の内容が奥深く深淵なものとは思わないが、改めて弾いてみると結構楽しい^^。ランニングや筋トレや水泳といった運動がそんな予想外の効果があるとは思わなかった。面白い。
いろいろ発見があります。演奏技術に何が影響しているのか、思った以上に多方面にわたっていて面白いです。