衣類でレッスンの疲労軽減になるとは!

土曜日は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。ご利用・お越し頂いた皆様有難うございました。今回は土曜と月曜が8コマ+8コマで大入り大御礼でした!大変多くのレッスンをやらせて頂きました&今回とても良い音を出されるようになった方もおられ嬉しく思いました。

8コマや9コマと多くのレッスンをやると、その日が終わった時には歯茎が腫れて歯が浮く程ぐったり疲れるのがここ15年程の自分の日常。レッスンを受けるより教える方が大変で、かつて習った先生方もすごいエネルギーだったのだなあと思わされる。

Facebookにも書いたがリサイクルショップにて古着(新古品?)のコンプレッションウェアを見つけ試してみることにした。ヴァイオリン演奏はスポーツのような運動でもあるので、運動能力を向上させる機能を持った衣類を着ることで演奏に好ましい効果が生じる期待を持って。

結果としては演奏自体はほとんど変わらなかった。これだけ着圧されているのに動きも音もほとんど変わらないことにむしろ驚いた(メガネでは変わったのに)。ワイシャツにネクタイに上着を着て弾く程度の感覚だ。

ところが疲労感が大きく変化することに気づいた。検証のために今回のレッスンもコンプレッションウェアを中に着て行ったが、今回の8コマでもいつもほど疲れなかった。疲労軽減効果、血行促進効果のためだろうか。あるいは姿勢が良くなるためだろうか。今回8コマが2日ありどちらも疲労は少なかったので気のせいではなさそうだ。

ハイネックのセーターの下に着用していますので見た目は普段と何も変わりません
歩行時の足取りは軽く感じられるし、階段の昇降も軽やかだ
なかなか面白いものを買った

興味深く思ったので、さまざまな機能のものをいくつか買ってみた(新品はとても高いので状態の良い古着を)。スポーツ用品メーカーはもちろん、ワークマンにもあって、睡眠時に疲労を回復させる機能を持ったものや、本気なランニング用のものやら。同じMサイズでもパツパツで苦しいくらいのものや、比較的余裕があったりのものやら面白い。

何か発見できれば。もしかしたら古い絵画の演奏家が着ている衣類との関係に気づけるかも。ボウイングや楽器の持ち方に直結するので面白そうだ。

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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