水曜・木曜は東京にてレッスン。ご利用&お越し頂いた皆様有難うございました。電子チェンバロに強く興味を持って頂いた方もおられ、私の側でも嬉しく思いました。ローランドの心意気を感じさせる貴重な製品(=コストのかかった採算度外視の製品)なので、お越しの方よろしければどうぞ触ってみてください。

電子楽器なのに生きた音と音楽的な鍵盤タッチがあるんです
アコースティックなら良くて電子楽器だからダメではなく
楽器は造り方と情熱次第と思わされる逸品
自分でも方向を見失っている感のある「音の良くなるメガネ」企画。「音の良くなるハンドクリーム」企画以来の見失っている感^^;。

弦を押さえる左指のタッチで音は少なからず変化します
古くは演奏前にお湯に手を浸したもの
ハンドクリームでも音が変わり以前あれこれ試しました
ニュートロジーナの高保湿ハンドクリームが音が良いという結論に
香料など余計な成分なしなのでヴァイオリンのニスを傷めることもないと思います
Facebookにも書いたがレイバンのフレームを使った「音の良くなるメガネ」の2号が出来て受け取ってきた。自宅練習用に焦点距離30cm+偏光+ライムイエローのレンズ。偏光レンズは液晶画面の方向によってはおかしく見えるので紙の楽譜専用。

30cmの焦点距離は楽譜には近過ぎたかも(読書には最適)
偏光の必要もなかったかも
けれども、このメガネをかけて弾くと不思議と音楽は進む
自分で考えた仕様で結果が出て嬉しい
木曜日午前中が空いていたので、このメガネで強弱記号や臨時記号の多いローデを15曲ほど、それから夜のレッスンのためにヴィオラ版のカイザー(自分にはハ音記号は読むのが少し遅い)。さほど迷うことなくスムーズに流れる。ヴァイオリンの音色も良好でヴィオラも音が太くなる。1号と同じ音の傾向なので気のせいではなさそうだ。
くだらない探究かもしれない。でもそんなことで楽譜が見やすくなり練習でき上手くなれるならマイナスじゃないだろう。ついでに音も良くなればハッピーだ。
何よりレッスンで誤診をする可能性を減らせた。お越しの方が調子が悪い時に楽譜が見にくい可能性を考慮できるようになった。何でも「練習不足」のせいにするのは最低だ。ヴァイオリンの調整や弓の松脂だけで改善できることもあるのだ。見えやすくすればうまく弾けるかもしれない。それが正しい診断になり得る。
「音の良くなるメガネ」3号も発注してきた。重い透明ガラスレンズでより太い音が出ることを期待。出来上がりが楽しみ。
どんな手段を取っても生きた音楽ができれば自分としては嬉しい。いろんな手段があり得るね。人生は楽しいね^^