レッスンも刷新、デロンギの暖房設置、チューナーを交換

2025年からレッスンも刷新することに。少しずつだけれども当初のレッスンの姿に戻すよう進行中。長くお越しの方は当初ヴァイオリン演奏の向上が全てで、そのために通常体験しにくい経験や機器に接することができるようにしていた昔の姿とお気づき頂けるかも。

電子チェンバロをレッスン室に設置して半月。弓をエアコンの吹き出し口に当てそうになるインシデントは全く無くなった。するとオールド弓で弾いて頂くことで音の感じを身をもって体験して頂くレッスンをこれまでより多く可能になった。土曜のレッスンから実践し早速良好な結果が得られたように思える。

蛍光灯をLEDに換えてノイズが少なくなりレッスンでの音が細かな音も含め聴けるようになった。これに味をしめて空調の音も最小限にしたいと思った。そこで、デロンギのマルチダイナミックヒーターを導入した。

目論見通り本当に無音。ヴァイオリンの音もこれまで聴こえなかった音が聴こえる。適切な音程を取るためには開放弦の共鳴を聴く必要があるが、お越しの方にとっても聴こえやすくなるのではないだろうか。良い楽器はむしろ耳に触るような音圧がよく聴こえるし高音成分が強めに聴こえる。空調の音もかなりのノイズだったのだ。

これまで候補に上がっては保留を繰り返したデロンギのMDHU15
暖房能力は強くないし、消費電力は大きいので普通の用途にはお勧めしません
「暖かい」ではなく「寒くはない」を部屋全体に維持するという暖房は心地よく
この心地よさはイタリアン
運転時は無音。運転を止めるとパネルが冷却され収縮する音が時々大きめに。

レッスンでリズムのチェックを今年から多めに。そのためお越しの方にご利用頂くチューナーをメトロノーム付きの機種に交換した。古いのを2機種久しぶりに取り出した。

左は「良い音メーター」が付いて、右は録音機能の付いたKORGの意欲作(売れなかったらしく次の代では無くなった)。

音やピッチの安定度や明るさから良い音かどうかをグラフィック表示してくれる。
電池喰いでそれで以前は引っ込めた経緯がある
強力な充電池を入れてみたので、今回は使えるかもしれない

だいぶ前に紹介したが、より高度な機能がKORGのアプリcortosiaにある。良い音は測定可能であるし、安定性と明瞭度と倍音の豊かさで測りうることにも興味を持って頂ければ。