ヴァイオリンと数

土曜・日曜は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。比較的暖かでしたが12月!驚かされます。川口でレッスンをやっていた頃から長くお越し頂いていて久しぶりになってしまった方からのご予約も頂き嬉しく思いました。長くお越しになっていて何らかの理由で久しぶりになってしまった方もうちでは大歓迎です。改めてどうぞよろしくお願い致します。

図書館で借りた「アインシュタインとヴァイオリン 音楽のなかの科学」という書籍を読んだ。

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アインシュタインはヴァイオリンの愛好家だったことは有名だが、多くの科学者と音楽とのかかわり、物理や天体と音楽のかかわり、宗教的な数と音楽のかかわり、黄金比や白銀比と音楽のかかわり、など興味深い。芸術は科学の対極ではなくむしろ一部なのだ。

本書とは直接関わりはないが、ヴァイオリンと数を考えるのも一興かもしれない。弦は4本。5度チューニング。もちろん高度な数字も。それがヴァイオリンの魅力や歴史の中の淘汰に勝ち残った理由でもあるから。

ただ、「人として自然に」「音楽として自然に」が結果として最も的確と考えていて、レッスンでもそのような説明をすることが多い(初歩では中弓15cmなど数字で示すことも多いが)。「人として自然」が結果として黄金比かもしれないし、「自然に沿った音楽」が結果としてフィボナッチ数列になるのかもしれない。

それはそれとしてLM楽器店めぐりに久しぶりに渋谷に行ったら知らない場所になっており
建築物も比率の塊。音楽かもしれません