今年のお片付けは終わり&クロイツェル10で音出しの練習

土曜は東京にて日曜は愛知にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。

レッスンにお越しの方の良い楽器・弓を弾かせて頂いたシーンがあった。きちんと音が出せるようお持ちの楽器に応じて正しい事をお話しようと努力はする。だが、良い楽器・弓の場合は本当に正しいかは確証が持てないこともある。弾かせて頂きお話が間違ってはいないことが分かり安心しました^^。

今年のモットー「GoGo」に沿ってお片付けを進めている。購入するよりも手放す方がエネルギーを要するもの。今年はかなりエネルギーを費やして手放す事を続けてきた。オーディオ機器、ギター(委託販売で売れなかったものもあるけど)、自動車(アルファロメオ4Cだけだが)、ヴァイオリンと弓(売れたのは弓だけだが)、大量のCD。別に急いでお金が必要なわけではないが、大量のガラクタを残して死ねばゴミの投げ捨てをして知らん顔の迷惑な人と同じと思うようになった。

手持ちの書籍を4箱分引き取ってもらった。書籍を手放すこともかなりエネルギーを要するが、もう自分にとって役割が終わったと思うものはお譲りすることにした。これで今年のお片付けはほぼ終了と言える。

そんなことをやりつつ、クロイツェル10番を使ってナットを直してもらった自分のヴァイオリンを適切に鳴らす練習を続け。まだ能力は出ていない感じがするなあ。本当に鳴っている状態がどういう状態なのかも分かり得ないものだが、これくらいの楽器ならこれぐらいの凄さはあって然るべき、という事を信じて進める。

もちろん様々な曲も使いつつ、その一方で同じ課題を使って毎日取り組むのが効率良いように思える。

いろんな楽器・弓を触ってきて、その楽器に全く相手にされてはいないか、調整してもらい良い状態になったかむしろ悪くなったか、分かるようにはなった。自動車のエンジンが同じ回転数でも車種によって余裕の感じか限界いっぱいの感じか、調子が良いのか悪いのかが分かるようなもの。余裕が少なくなって鳴らし切った感じが少しでも出ればひとまずゴールだ。

鳴っているかどうかは手元の音は全くあてにならないので空間の響きで把握する(愛知では玄関がよく響くので分かりやすい)。良い楽器を上手く鳴らすと空間全体が響く感じがあるもの。良い楽器ほどその響かせられる空間も大きい。

まだまだ余裕の感じだな。空間の響きもこんなものではないはずだ。改めて年単位での試行錯誤が必要かもしれない。楽しい悩み^^。

クロイツェル10番。「音をちゃんと出す」点で大変有用です