弦の交換は復帰のきっかけとして良いかもしれない

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。暑い中お越し頂いた皆様有難うございました。久しぶりにお越しの方がおられ嬉しく思いました。また、お譲りすることにした手持ちの弓。お求め頂いた方、有難うございました。

南海トラフ地震臨時情報の影響で飲料水がなくなっているようですね。水道水で3日は保存できるよ・・・。うちはコーヒーやお茶をおいしく飲むためにいつも買っている水だけだなあ(セイコーマートの北海道の水です。高いものではありませんがおいしいです。これぞ贅沢です)。

新幹線が三島から三河安城間で徐行運転。確かに名古屋着が14分遅れになりました。それほど徐行という感じの徐行ではなかったけれど、これで10分以上も遅れてしまうのですね・・・。普段いかに高速走行しているか気付かされました。

今回の富士山。お隠れになっていて全く見えませんでした。

ギターの話だけれども、ヴァイオリンでも同じなので。長らく離れてしまった時に戻るきっかけとして弦の交換は良いかもしれない。弦を交換すれば触る意欲が出るかもしれない。

自分もかつてはヴァイオリンを止めてしまった時期があった。技術的にも崩壊してしまったが、あるきっかけから一歩一歩作り直していった。

崩れていくのが分かっていても意欲を失っている時は動けないもの。崩壊していくのを何もできず眺めるだけなのは自分でも辛いもの。でも少しのきっかけがあればもう一度手に取ることができる。簡単に得られるきっかけが弦交換だ。

弦交換したら少し嬉しい。少し嬉しければ意欲も出る。ヴァイオリンに限らないが少しだけ嬉しいことの積み重ねで続くもの。

弦の交換は何年ぶりだろうか
Martin D-45なんて分不相応なギターを持っていても最近はほとんど弾いていなかった
良い物を持っていても弾く意欲が出ないのはむしろ心の負担になること
けれども弦交換でちょっと嬉しく思ったのでしばらく弾けるかもしれない

石田 朋也

1974年愛知県生。2000年名古屋大院修了。ヴァイオリンは5歳から始め、1993年よりヴァイオリンの指導を行う。大学院修了後、IT企業のSEとしてNTTドコモのシステム開発などに携わる。退職後の2005年より「ヴァイオリンがわかる!」サイトを開設し情報発信を行う。これまで内外の1000人程にヴァイオリン指導を行い音大進学を含め成果を上げている。また写真家としてストラディヴァリはじめ貴重な楽器を400本以上撮影。著書「まるごとヴァイオリンの本」青弓社

美しい音が好物。バッハ無伴奏がヴァイオリン音楽の最高峰と思う。オールドヴァイオリン・オールド弓愛好家。ヴィンテージギターも好み。さだまさしとTHE ALFEE、聖飢魔IIは子供の頃から。コンピュータは30年程のMac Fan。ゴッドファーザーは映画の交響曲。フェルメールは絵画の頂点。アルファロメオは表情ある車。ネコ好き。

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