日曜日にレッスンを急遽お休みにして申し訳ありませんでした。改めてお詫び致します。
私事ですが、10年前の6月が故玉置先生にご指導頂いた最後だったのです。玉置先生はレッスンをお休みなさることは全くありませんでした。見るからにお具合の悪そうな時も、時には咳き込まれて薬を飲みに奥の部屋に行かれることもありましたが、必ずご指導頂きました。自分は中途半端ですがせめて「休まない事」「必ず指導をする事」は受け継ごうと思いました。

次のレッスン日時と課題を小さな手帳に先生がお書きになり都度渡して下さるやり方でした。この手帳は2014年6月17日の予定で終わっていました。先生は入院なさりました。これが10年間程ご指導頂いた中で先生のご都合での最初で最後のお休みだったと思います。
曲、音階、練習曲2種類を進めつつ何度も繰り返しつつの指導方法。チャイコンもカール・フレッシュも10年間ご指導頂き何度繰り返しただろうか。2種類の練習曲は各5つの課題ずつ。最後はガヴィニエとクロイツェルの予定でした。
そんなこともあり、自分の注意で避け得る事でお休みすることになってしまったのが極めて不甲斐ないことでした。次はそういう事の無いようにします。申し訳ありませんでした。
自分にとって4月〜6月はお別れの多い季節なのですが、今回の件で久しぶりにレッスン手帳を開く機会になりました。改めて心引き締まる思いでした。